この記事では、
家を買うために最初に行うこと
物件を見る前にやっておいた方がいいこと
中古住宅購入を検討する際の「家を買う準備」
についてまとめています。
この記事は、中古住宅をお得に購入するため1年半かけて130冊を超える不動産本を読み、不動産に関するセミナー、講習に通って予習した結果、同じ条件の土地(更地)より35%お得に中古物件(土地+家)を購入した経験から学んだ体験談をまとめています。
家探しをする前段階の情報収集と、家探しに適した時期、住宅ローンについてなど、
家を買う準備について。
この記事の内容
情報収集
希望条件を絞るために情報収集します。
準備段階で書籍や講習から学び、住宅についての理解を深めながら希望条件を磨いていきます。
参考になった本
不動産会社や建設業社の講習から学んだことは多かったです。
書籍で基礎固めをして、講習やセミナーに潜入して現場を知る人から学ぶという流れで情報収集します。
家探しをする時期と期間
ポイント
落ち着いて見るなら1ー3月以外。
安く購入したいなら1ー3月。
1ー3月は引越しシーズンで多くの人が物件を探します。
また年度末で決算を迎える会社が多いので、新築は値下げが期待されます。
(ただし3、4月は引越し費用がそれ以外の時期の2倍から3倍近くなります。)
バーゲンハントを期待して年度末を狙う、あるいは、落ち着いて探したければ2、3月は避けるなど、勝負する時期を選んでおくのも一考と思います。
住宅の供給は1年を通じてほぼ一定です。新築、中古とも季節による変動は少ないので、基本的にはあせらなくても買えます。
住宅ローンの準備
家を購入する際にローンを利用する予定なら、家探しの準備段階で住宅ローンの準備をします。
住宅ローンの準備は大きく分けて2つです。
住宅ローンの情報集め
使っていないクレジットカードは解約しておく
住宅ローンの仮審査を受ける
ひとつずつ検討していきます。
住宅ローンの情報集め
無数にある住宅ローンから、住宅ローンから自分に合うローンを見つける手順をまとめます。
- 固定金利か変動金利か 両者をミックスするか?
変動金利は固定金利に比べ金利が低く設定されていますが、一定期間が過ぎると金利の見直しが入るので注意が必要です。 - 繰り上げ返済をどの程度積極的に行うか
繰り上げ返済の計画によって、初期費用の設定を変えた方がよい場合もあります。 - フラット35か、民間ローンを利用するか
固定金利はフラットが有名ですが、審査に応じて民間ローンで優遇金利が適用される場合、フラット35と同じ金利で利用できる上、団信の条件がフラットより充実しているケースもあります。
この「3.」は不動産会社の提携ローンも含め、本審査の前に検討します。
この順で自分の家計に当てはめて検討すると効率が良かったです。
初期費用に関してはローンに関する記事に詳述しています。
住宅ローンの借入パターンは無数にあります。家探しと同時に、ローンは履修して準備しておくと良いです。
ローンに関して参考になった本
使っていないクレジットカードは解約する
クレジットカードのローン枠は、住宅ローン審査の信用評価で評価されます。
住宅ローン審査は、ちょっとした理由で否決となることがあるようです。
(ようです、と書いたのは、審査に落とされても理由を教えてもらえないことが多いからです)
遅くとも本審査までには、不要なローン枠は外しておきます。
ローンの仮審査を受ける
仮審査に受かっていればある程度信用を担保していることになり、未審査の状態の人に比べ有利です。
購入申し込みを入れる物件が人気化して、ほかの人がほぼ同時に申し込みを入れた場合、その相手が「現金で購入します」と言ったら、ローンの審査をこれから受ける立場では「信用が定まっていない」という点で不利になります。
仮審査は通常、物件の申し込みを入れる前後に同時に行います。
審査対象とする物件が定まれば具体的な借入金額がある程度はっきりするからです。
人気化しそうな物件に巡り合った場合に備えて、仮審査は受けておくほうが安心です。
家を買う前の「準備リスト」
家探しの時期を検討する
落ち着いて見るなら1ー3月以外。
安く購入したいなら1ー3月。
バーゲンハントを期待して年度末を狙う、あるいは、落ち着いて探したければ2、3月は避けるなど、勝負する時期を選んでおくのも一考と思います。
自分たちの家計に合う住宅ローンを検討し、仮審査を受けておく
人気化しそうな物件に巡り合った場合に備えて、仮審査は受けておきます。
以上です。
中古住宅を購入する準備についてでした。