中古住宅購入

中古住宅購入時のホームインスペクション(住宅診断・既存住宅状況調査)

 

住宅調査

購入を検討中の中古住宅。長年にわたって住む予定なら、家の耐久性について専門家に判断してもらってから購入できれば、安心できます。それを叶えてくれるのが「ホームインスペクション(住宅診断)」です。

この記事では

  • ホームインスペクションとはなにか?
  • 中立な診断を行ってもらう方法
  • インスペクションで買主側が確認するべきこと

をまとめました。

中古住宅購入時のインスペクション体験談について。

ホームインスペクション(住宅診断・既存住宅状況調査)とは

専門の資格を持った建物調査士が行う、住宅の安全性などに関する調査です。家の屋根裏や床下に入り、建物に致命的な欠陥はないか、その住宅に居住しても問題はないか調査します。

所要時間は約1時間。耐震性能に関する調査をメニューに加えると、2時間程度になります。

非破壊検査なので、壁の中(柱の筋交や断熱材など)を調べることはできません。

ホームインスペクションの際に、建物に関する質問にも答えてもらえます。

平成30年4月から、中古住宅を売買する際にインスペクションに関する説明を義務化する制度がはじまり、インスペクションの調査費用(約5ー10万円)は売主の負担になりました。その場合、インスペクションの調査結果は売買契約時の重要事項説明書に添付されます。

しかし義務化されたのはあくまで「説明」であり実施ではないため、売主が拒めば強要はできないのが現状のようです。

うちは築25年の家の購入を検討した際、ホームインスペクションで「問題なく住める」と断言して貰えたことが購入のきっかけになりました。専門家の調査が無ければ、安全に住めるか分からない住宅を買うことは「賭け」になってしまい、購入に進むことはなかったと思います。

インスペクションは自分たち(買主)が依頼する

インスペクションは売主が勧める業者にお願いすることもできますが、住宅の購入を検討している側が依頼することをおすすめします。

セカンドオピニオンとして第三者機関が調査すると、売主側が示した調査報告内容と全く違う結果になる場合もあるようです。

また、業者さん側に都合のいい結果を出す可能性があることから、リフォーム業者に住宅診断をお願いすることは避けたほうが無難です。

うちの場合、やはり調査の透明性が気になったので、インターネットで自分たちで探したインスペクターさんにお願いしました。売主さん(売主は不動産会社)から嫌な顔をされるかな、と思ったのですが、そんなことは全くなく、かかった費用も契約時に支払っていただけました。

売主さんが居住中の物件の場合、住んでいる家にインスペクションに入らせてもらうことになります。売主さんにとっては、長年住んできた思い入れのある家ですので、売主さんの気持ちに配慮しながらインスペクションしたい理由を伝えると交渉がスムーズに進む思います。(「リフォームの優先順位をつけたいから」など)

売主さんが拒むなどして契約前にインスペクション行うことが出来ず、契約してから行うなら、診断結果に応じて契約を白紙に戻せる旨を重要事項説明書備考欄に明記してもらう等対策が必要です。

中立なインスペクター(住宅調査士)の探し方

・日本ホームインスペクターズ協会や、ホームインスペクションといったキーワードで検索し、建築士(一級、二級)の資格を持つ人に依頼する

・どの構造に詳しいか確認し、実績をチェックする(木造、鉄筋など、建築士によって得意分野があるので、一戸建ての場合、木造住宅で実績のある人にお願いする)

・客観的、第三者的な業者かどうか(最も重要)

・無料や格安をうたう業者には頼まない(相場は5ー20万円)

インスペクションで見てもらう特に重要な箇所

重要なのは、建物に重大な欠陥がないか・補修した方がよい箇所がある場合、その工事は予算内に収まるか。

現況調査(不同沈下している場合、補正工事費用で予算オーバーになる可能性大)

シロアリの有無(シロアリによって耐震強度が変わる。第三者に床下を診断してもらっていると、悪質なシロアリ駆除業者に対する武装にもなる。)

「安心」はインスペクション最大の効果

私が感じたインスペクション最大の効果は「安心」です。住宅の専門家に、家に関する質問すべてに答えてもらえます。

家を購入する上で、建物に関して抱えている疑問や不安を、インスペクションの際にすべて打ち明け、答えてもらいました。

木造住宅の寿命は?築25年の家に、あと35年住んでも家の耐久性は大丈夫でしょうか?

などなど...。

不安でいっぱいでしたが、本当にやってよかったです。

インスペクションの要点

インスペクションとは、専門の資格を持った建物調査士が行う、住宅の安全性に関する調査。

中古住宅を売買する際にインスペクションに関する説明が義務化されたが、義務化されたのはあくまで「説明」であり実施ではないため、売主が拒めば強要はできないのが現状。

インスペクションは自分たち(買主)で依頼する。売主側、業者側が示した調査報告内容は、自分たちに都合のいい結果を出す可能性がある。

インスペクション最大の効果は「安心」。住宅の専門家に、家に関する質問すべてに答えてもらえる。

 

中古住宅購入時のホームインスペクション体験談でした。

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