黒い服ばかり着ていると運気が停滞すると風水では言われています。
私は実際を確かめるために、3年ほど黒い服を着ないで過ごし、実際に運が良くなる実感があったのですが、その後少ないワードローブを着回す習慣に移行して再び黒い服を着るようになりました。
結論としては、黒い服を着るか否かで、人間関係の流れが変わる実感があります。
風水を参考にワードローブをほとんど入れ替えたタイミングで人間関係が突然良い流れになったので、その時実行した服選びのルールをメモしました。風水を実行している人にはおなじみかもしれませんが、愚直に実行すれば、本当に効果があります。
この記事の内容
人間関係を左右する「黒い服」
職場の人間関係に悩んでいた私は、風水師・李家幽竹先生の本を読んでファッションが人間関係に影響を与えることを知り、その本に書いてあった服選びのアドバイスを愚直に守ってワードローブを入れ替えたところ、職場が遠方に移転となって転職する流れになり、新しい職場はいい意味で浅い人間関係の会社だったために対人環境のストレスがほぼ無くなり、同じタイミングで付き合っていた人と結婚することになりました。
その時のワードローブのルールをまとめます。
清潔な印象のきれいな色だけ着ていたら、人間関係がスムーズになった
「良い気を引き寄せる波動の高い人ほど、光に近い色の服がなじむ」という言葉も聞いたことがあります。
人間関係が劇的に改善した当時は、靴やバッグも黒は持っていませんでした。唯一持っていたのは冬用の黒いタイツ。今ほどカラータイツ(グレーや紺含め)が一般的ではなかったので、冬にスカートを履くとどうしても黒タイツが必要でした。
ペールイエローのカーディガンに、襟にビーズの刺繍が施されたブラウス、明るいグレーのスカート、ベージュのパンプス、というような格好でお仕事していた時は、忙しいのは悩みだったけど人間関係の悩みは本当に無かったです。
しかしその後、黒い服に対する考え方に転機がやってきました。
お金持ちは黒い服が多いことに気付く
結婚後、一流ホテルで接客の仕事をするようになり、いわゆる「お金持ち」と接する機会が増えました。
そこで再び気づきが。
お金持ちは黒い服が多い。
男性も女性も、カジュアルな服装からフォーマルまで、黒い服を着ている人率が高かったです。なかには全身ほぼ黒づくめのファッションの人も。
黒って、風水では「停滞色」ですが、もうひとつの側面は「秘密を守る色」として、資産があるならお財布を黒にすると良いとも言われています。
「お金持ちの黒」の秘密に迫るべく、試しに再び黒い服を着てみることにしました。
黒い服を着ないことで人間関係を改善させた実感がある私ですが、これまで3年以上黒を着なかったところから、黒を着ると何が変わるのか?
明るい色の服を選ぶことで上がった「人間関係運」に影響は?
お金持ちに黒い服やバッグが多いのはなぜ?
3000円から3万円まで黒い服を数着購入して、私服として3日に1回程度着用したところ、また新たな事実に気付き、お金持ちが選ぶ「黒」には共通点があることも見えたきました。
黒い服は、素材の品質が出やすい
上質な黒のニットは、すぐに上質と分かります。他の色(グレーや紺など)と比較して、素材が色に出やすいです。
とくにハイゲージニットと呼ばれる、目の細かい織り方のニット。
また、ユニクロのウールのニットがお値段の割にかなり高品質ということも分かり、お金持ちがユニクロを好む理由も分かりました。
意識的に着るまであまり考えたことがなかったけど、これに気付いてから「安い量販店」と「質もお値段もハイグレードなお店」の黒い服を意識的に比較するようになりました。
上質な黒は、素材の布が丁寧に織られていて立体感があるため、少し光沢のある深い黒です。
安い服の黒には立体感と光沢がありません。
目の肥えた人にはその違いがすぐ分かるから、経済的に裕福な日常を送っている人は、もっとも品質が目に見える色である「黒」を選ぶのかもしれません。(お金持ちが全員そうとは限りませんが)
黒い革は汚れと傷が目立たない
黒い革は汚れや傷が目立たないので、大切に扱えば他の色の革小物より長持ちします。
これは、お金持ちほど上質なものを大切に長く愛用するという定説にも一致します。
お金持ちが着用するのは「上質な黒」
お金持ちを観察しながら試してみて、お金持ちが黒い服を選ぶのはとりあえず無難な色だからではなく、上質な素材に黒がよく映えるからだと分かりました。
コストパフォーマンスを服選び最大の課題にしているうちは、黒は案外ハードルが高い色だとわかりました。
「上質な黒を少しだけ」だと、人間関係は変わらず
黒を再び着ることになって、人間関係が悪化したかというと、全くそんなことはなかったです。
ただ、黒を全く着なかった時期と比べると、婚約して新婚までの新鮮な気持ちはだんだんマンネリ化するなど、ワードローブに黒が無かった時期と比較すると、つまらないことが起きているかな、とは思います。
黒い服を着なかった時は人間関係の問題は起こらなかったので、人間関係で悩みたくなければ黒い服はとりあえず避けておく方が無難だと思います。
ただ、その人間関係が自分にとって大事かどうか、という価値基準を判断するのは自分なので、自分の価値観をしっかり持つことは重要です。
黒い服を着る・着ないで、分かったことまとめ
黒い服より明るい色の方が、人間関係は円滑になる
多くの風水師さんは、黒い服を勧めていないんですよね。風水で黒は「停滞色」「守る色」といわれ、すでに抱えている財産や秘密を守るには最適ですが、新しい運気を呼び込みたい人には向かないようです。
実際に風水を取り入れて、黒い服を棄てて明るい色の服だけを着まわしたところ、本当に人間関係の悩みがほぼゼロになり結婚もして、運気が上がったことを実感しました。
風水を実践してきた自分の主観なのですが、明るい色だけを着ていた頃の方が、人間関係がうまくいっていたのを感じます。
気持ちが塞がるほど人間関係に悩みを抱えている方には、黒い服を着ないで過ごしてみることをおすすめしたいです(実証済み)。
黒い服を選ぶなら「上質さ」が重要
一流ホテルの接客を通してお金持ちと接して、またミニマリストになったことで、再び黒を取り入れました。
分かったのは「とりあえず無難だから」という理由から黒い服を選ぶのはちょっと危険だということです。黒い服はほかの色に比べ、素材の良し悪しを反映しやすい色だからです。
もし、服の数を減らしていく中でどうしても黒を選ぶなら「着回し力」や「コスパ」ではなく「上質さ」を基準に選びます。
黒い服の扱いづらさを実感して改めて感じたのは「質に妥協せず、本当に好きなものをひとつだけ持つ」という最小限思考はとても合理的です。質に妥協がなければ、黒い服は着まわしやすい万能な色になります。
結論 いちばん大事なのは、自分の軸
黒い服を避けていた頃は人間関係の悩みが消えたのですが、黒い服も着る今、腑に落ちない人間関係はそれなりにあります。ただ、自分にとっての価値基準がはっきりしてきたので、自分の力ではどうにもならないことに対して、あまり心を持って行かれません。
いま、断捨離にはまって少ない服で着回すようになり、着まわし効率から黒い服も着ています。もちろん、上質な素材だけを選んでいます。
ワードローブの数を最小限に絞ると、どうしても「黒」が入ってきます。ミニマリストに「黒」は必須だと感じます。
生きている限り浮上する問題がゼロになるわけではない以上、自分の選択肢を狭めてまで「よくない運」を避けようとするのではなく、自分にとってどんなものが大切なのか、価値観を明確にして、いいものをほどよく取り入れていくことが賢明だと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
記事がお役に立ちましたら幸いです。